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楽しい食事、はずむおしゃべりのテーブルにはおしゃれなラベルが見える?

楽 c~ Wine。             【 テンプラニーリョ種 】

?ワインはイメージ、味は写真で試す。

                           ※ こちらの記事は「NIHON BISHOKU GAKKAI」から

 

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特徴

スペインワインとして最も人気のある品種。スペイン、ポルトガル栽培され、中でもリオが有名。味、香に優れ、はずすことの少ないワインであるが、品種の個性が幅広いために、美味しいけれど求めていた味とは違うということもありえる。そのためか内容に見合う評価や人気を得ていない。また軽いタイプのものは殆どの料理と相性を見せる赤ワインとして便利。

色彩

黒っぽい赤や、深い色あいのものが多いが、薄い赤色のもあり、一様ではない。

香り

コンビニワインではまだまだ香が強く現れていないことも多いが、香の質そのものは優れている。一方では銘柄ごとに香の性格は異なり、多種多様な個性を楽しむことができる。多くの場合、カシス系、ベリー系の果実にそれらをドライフルーツにしたような重厚さも感じられ、タバコや革製品、スパイスなどの香が加わる。熟成のしっかりしたものは花の香がみられる。 (代表香:カシス、ブラックベリー、ブルーベリー、ストロベリー、ラズベリー、ブラックチェリー、バニラ、鉄くぎ、干し肉、革製品、トリュフ、タバコ等)

コクが強くありながらも、繊細な味わいで、口当たりが重過ぎず、果実味も感じさせる。酸味が強く、渋みもしっかり感じられるが、そのバランスに優れているために滑らかな味に仕上がる。価格に対して、欠点を見つけにくい安定感のあるものが多い。樽熟成のものが多く、その個性も味に現れる。アルコール分も高く、いくつもの風味を押し出す力にも長ける。

 

 和食との相性は難しいものの、脂っぽく強い味わいの肉料理との相性は非常に良いものを感じるでしょう。特に、強いワインが良いとはいえカベルネ・ソーヴィニヨンでは重厚すぎて、シラーではスパイシーすぎるといった時には非常に重宝するワインとなります。牛肉、豚肉といった重厚で、その脂の美味さを感じさせる肉類の料理との相性が特に優れ、ブリなどの脂の強い魚にも合わせることができます。ソースも引き締まった味わいのものだけでなく、メルロのようにフルーツ系の甘いソースやトマトソースのような重厚ではないソースにも相性が良く、実は甘口のタレを好む地域の料理に使い勝手がよいと感じます。名古屋グルメやおたふくソース系の料理などにあわせることができます。