■□ battan365's 「4℃ワイン」カタログ □■

楽しい食事、はずむおしゃべりのテーブルにはおしゃれなラベルが見える?

楽 c~!美味c~!! E-Wine。 【 セミヨン 】

?ワインはイメージ。味は種が決める。

 

f:id:battan360:20141103051243j:plain

  特徴
  ボ ルドーをはじめ、ソーヴィニヨン・ブランとのブレンドに使われる。またフランスのボルドー地方ソーテルヌ地区では貴腐ワイン(甘口の高級白ワイン)に用い られることで有名。ボルドー、ソーテルヌ、バルザック、グラーヴなどで栽培されている。丸みのある柔らかで滑らかな個性をもつ。
   色彩
  熟成にしたがい黄色から黄金色まで。貴腐ワインは褐色。
   香り
  ボルドーブレンドでは、ソーヴィニヨン・ブランの個性によりそれを感実ことが難しいが、ふくよかで甘く優雅な香をもち、熟成により黄桃の香が出る。甘口では蜂蜜やアプリコットなどの甘い香が、辛口では柑橘系果実や草などのキリリとした香が見られ、味と香の個性が重なる。
(代表香:蜂蜜、アプリコット、マーマレード、黄桃、柑橘系果実、花、草、ノリン(羊毛のオイル)等)

 辛口も甘口も酸味が少ないために、甘みが前に出やす く、オイリーでクリーミーなまろやかさが感じられ、ボディーも残す。ブレンドされるソーヴィニヨン・ブラン種より繊細で、酸味も少ないという特徴がある。 その風味はドライフルーツ、洋ナシ、ハチミツに例えることができる。甘口はもちろん、辛口においても優しい味わいで丸みを感じさせ、繊細さやドライさをみ せながらもクリーミーな味わいをみせる。
コメント
 貴 腐ワインの最高峰であるソーテルヌの場合にはブルーチーズやデザートとの相性を完璧なまでにぶつけてきますが、基本は辛口であります。ボルドーの赤に用い られる副素材的品種ではありますが、恐らくはこの品種を加えることで、口当たりには油脂の柔らかさや甘さを感じさせるものとなります。酸味などの排他的味 わいを持たないことも素晴らしく、野菜料理や和食などの個性の薄い料理の魅力を妨げません。まあ実際にはボルドーの白で、ソーヴィニヨン・ブランと一緒に 楽しむ意外には、殆んど付き合うことはないというのが、普通なのでは?

 

                                ■ この記事は 「NIHON BISHOKU GAKKAI」 から 

              → ワイン用葡萄の品種特性一覧(味、香り、色、食材)/日本美食学会

 

f:id:battan360:20140925151208p:plain