楽c~! 嬉c~!! E-Wine。 【 パソ・ダス・ブルーシャス 】
ワインは「ジャケ買」。
上品で清楚な味わい、、、
パソ・ダス・ブルーシャス
PAZO DAS BRUXAS
アルバリーニョ
スペイン
2014年の夏に世界へ初リリースされたばかりのパソ・ダス・ブルーシャスは、スペイン北西部、大西洋に面するガリシア自治州に位置するリアス・バイシャスで造られる白ワイン。 近年では「スペインで最も上質な白ワインの産地」との評価を受けているリアス・バイシャス。その独自のブドウ品種と言えば、「ガリシアの女王」の異名を持ち、スペインで最も高貴とされる白ワイン用品種アルバリーニョです。約3,650haの栽培面積のうち90%を占め、そのアルバリーニョ100%で造られるワインだけが、ラベルにリアス・バイシャスの原産地呼称名とともに、品種名の表示が許されています。
大西洋を臨むリアス式海岸が続くこの一帯は、海流の影響を受け雨量が多く気温は低め、緑豊かな地域です。ブドウ畑は湾を間近に臨む丘陵地や、ポルトガルと スペインを分かつミーニョ河に沿った渓谷など小さな耕作地を有効活用し造られています。栽培方法は、ペルゴラと呼ばれる棚式栽培を採用。日本で一般的な栽 培様式と同じく、人の背丈ほどの高さに垂れ下がるようにブドウの房を実らせ、棚に沿って葉が茂ることで強い日照からブドウの実を守ります。1980年代よ り、スペイン国内でも遅れてワイン造りの近代化が進み、1988年に原産地呼称(D.O.)を獲得しました。
パソ・ダス・ブルーシャスに使用されるアルバリーニョの収穫は8月末に手摘みで行われます。6時間のスキンコンタクトが行われ、18℃に温度を保ちながらステンレスタンクで15日間の発酵、その後ステンレスタンクで熟成。この地方の典型的な特徴である酸やミネラル感を表すため、オーク樽は使用しません。 美しく輝くイエロー。白桃やシトラスフルーツに白い花のアロマが漂います。レモンピールのような心地よい苦みとほのかな甘味があり、フレッシュで繊細な酸、テロワールを感じさせるミネラルのタッチが、とても上品で清楚な印象。海を間近に臨む土壌に由来するミネラル感と、冷涼な海風が育んだ非常に上質な酸がリアス・バイシャスの風土を物語っており、「海のワイン」と称される所以です。